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アタッチメント(愛着)形成とその問題

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アタッチメント(愛着)形成とその問題

アタッチメント(愛着)形成とその問題

2024/06/03

こんにちは、清洲心理相談室森本千恵です。

 

アタッチメント(愛着)とは、哺乳動物が生き残るために進化の過程で獲得した本能に由来するもので、不安になると養育者(多くは母親)に近づき、安心感を得るという心の動きです。人間も哺乳類ですので、その本能を持っているのですが、これがうまく機能するためには子どもが(物理的に)近づくだけでなく養育者がその子どもの不安や欲求をある程度理解して満たすという相補性が必要になってきます。例えば赤ちゃんがぐずっているいる時にそれがお腹が空いたのか、眠いのか、遊びたいのか察して対応するようなことの積み重ねで、養育者に近づくと安心感を得られると、安定したアタッチメントとなります。

反対に、子どもの不安や欲求にあまり心を向けない場合や、的外れな解釈をしてしまう場合、親がかえって子どもの不安に飲み込まれてしまう場合などは、近づいても十分な安心感が得られなくなりますので不安定なアタッチメントとなります。

動物の場合は複雑なシチュエーションがないので、アタッチメント形成に問題が生じることは少ないのですが、人間の場合、養育者に頼る期間が長い上に複雑な感情や、社会性の獲得など不安になるきっかけが多いためにこのアタッチメント形成が精神の安定に大きな影響をもたらします。

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